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| ●初乳は赤ちゃんを病気から守る免疫物質がたくさん入っています。 |
初乳というのは出産してから2〜3日の間に分泌されるおっぱいです。分泌される量は少ないのですが、その中には分泌型免疫グロブリン(S−1gA)と呼ばれる免疫体がたくさん含まれています。
母乳育ちの赤ちゃん丈夫で、病気に強いことはかなり以前から知られていましたが、なかでも、初乳が重要な役割を担っていることがわかってきたのです。 |
| ●ウイルスや異物が胃や腸に入らないようにガードをします。 |
初乳に含まれる分泌型免疫グロブリン(S−1gA)は、赤ちゃんの口から入り、胃や腸の粘膜に広がります。すると、細菌やウイルス、またはアレルギーの原因となるたんぱく質が入ってきても、粘膜から中に侵入できなくなります。何よりも初乳を飲ませるのが大切だということはこの点からなのです。仮にミルクを与えなくてはならないような状況になったとしても、初乳を飲んでいた場合と、はじめからミルクだけの場合とはまるで違ってくるのです。
成熟乳になると、免疫グロブリン(S−1gA)の濃度は薄くなりますが、飲む量が多くなりますので、引き続きたくさんの免疫グロブリン(S−1gA)が、赤ちゃんの体の中に入っていきます。 |
| ●アレルギー予防にかかせないのは”初乳” |
母乳ととりわけ初乳を飲ませることはアレルギーの予防には欠かせないことです。 初乳を飲む前に、おっぱいがよく出ないからといって人工乳などを飲ませますと、ノーガードですから異種たんぱく質は容易に体に取り込まれてしまいます。
最初が肝心です。腸に予防線ができあがる前には、お母さんの初乳以外のものが入るのがよくないのです。
※母乳が少なくても心配しないで下さい。 分泌の少ない人の乳汁には、多い人の何倍もの免疫グロブリンが含まれています。 |